【ドコモ光】速度が遅いと感じたら?⇒速度低下への改善策 評判いまいちのサービスでも快適に使えるワザ
2016/11/27
目次
機器のスペックを調べよう
機器のスペックを確認しましょう。
なぜなら、回線速度が十分に出ていても
機器側のスペックが低いために
速度が出ないケースがあるからです。
特に、技術は日進月歩なので、
10年も前のルーターを
いまだに使っていた場合、
そこがボトルネックになって
速度が落ちる可能性があります。
見るべき点は以下です。
・ONU(NTT提供)
・パソコンのLANポート規格
・ルーターLANポートやLANケーブル
・ルーターの無線LAN(Wi-Fi)規格
・電波環境
ONU
ONUとは、光回線を使うためのモデムです。
光の信号を、パソコンなどで
利用できる信号に変換する装置です。
なお、この機種によって
100Mbpsまでしか出ないとか
1Gbpsに対応しているとかが、
変わります。
ただ、この機器に関しては
NTT側が、契約コースの回線速度に合わせて
適切な機器を提供してくれますので、
自分自身で、何かをする必要はないです。
パソコンのLANポート規格
(有線環境)LANケーブル接続で利用する場合
パソコン側に、LANケーブルを
差し込むポート(差込口)がありますよね?
あの部分にも、規格があります。
古いパソコンだと、その規格が
最新ではないため、速度が低下する
原因になる場合がありますので、
一度チェックしてみましょう。
なお、NTTのHPにも
参考情報があったので、
以下も読んでみてください。
NTT公式HPより引用
—
通信速度を活かしてご利用いただくためには、
ご利用のパソコンのLANポート(LANケーブルの差し込み口)が
「1000BASE-T」に対応している必要があります。
「1000BASE-T」は「ギガビット・イーサネット」と呼ばれる規格の一つで、
1秒間に1Gbpsのデータ量を転送可能です。LANポートの規格は、
パソコン等のカタログや取扱説明書等に仕様(スペック)として
記載されていることがあります。
1Gbps対応のLANポートを搭載している場合、
「通信機能」「外部インターフェイス」「LAN」
「ネットワークコントローラー」等の名称の欄に
「1000BASE-T」「1000Mbps」「1Gbps」等と記載されています。
—
ルーターやケーブル
ルーターやケーブルにも古い、新しいという
概念があり、速度に影響を及ぼします。
とくに、1Gbpsの速度を
殺さないためには、
1Gpbs以上の規格に対応した機器を
用意しないといけません。
LANケーブルですと
最低でも「カテゴリ-5e」以上の
ケーブルを用意する必要があります。
NTT公式HPより引用
—
ご利用のルーター、ハブ、LANケーブルやLANカードなどの
ネットワーク機器のいずれかが10BASE-Tまたは
100BASE-TXにしか対応していなければ、最大通信速度は
10Mbps 、100Mbps となってしまいます。
100Mbpsを超える通信速度で利用いただくためには、
ネットワーク機器は1000BASE-Tに対応したものをご使用ください。「1000BASE-T」での通信速度については、
Gigabit Ethernetの規格に基づいた理論値であり、
実際の処理速度とは異なります。
詳しくは、ネットワーク機器の各メーカーのホームページをご確認ください。現在、一般的に流通しているLANケーブルの規格は
「カテゴリー5」「カテゴリー5e」「カテゴリー6」、
「カテゴリー7」の4種類です。
数字が大きいほど速い通信速度にも対応できる上位の規格となります。
100Mbpsを超える通信速度で利用いただくためには、
1000BASE-Tに対応した「カテゴリー5e」以上のケーブル(ストレート)を
お使いいただく必要があります。
—
ルーターの無線LAN(Wi-Fi)規格
無線LANルーターなどを利用する場合は
無線LAN(Wi-Fi)の規格によって
速度が落ちる場合があります。
古いルーターだと
最新の高速な規格に対応していなかったり
するためです。
なので、古めのルーターの場合は
一度、1Gbpsに対応した規格のものか
確認し、非対応なら買い替えましょう。
どれを買っていいかわからない場合は
以下の人気機種のどれかを買えば
はずれはないです。
NTT公式HPより引用
—
無線LANの規格は、技術の進歩とともに次々と新しいものが登場しています。
比較的古い規格である「IEEE802.11a」「IEEE802.11b」「IEEE802.11g」は、
最大通信速度が100Mbpsを下回っています。100Mbpsを超える通信速度で利用いただくには、
「IEEE802.11n」「IEEE802.11ac」に対応したものをご用意ください。
これは、ルーターなどの無線LAN親機の規格だけでなく、無線LAN子機の規格も同様です。
—
電波環境
Wi-Fiルーターを利用して、無線で利用する場合、
電波環境によっては
速度がでないケースがあります。
周りの電波による影響(電波干渉)のため、
電波が阻害されたりして、
通信状態が悪くなったりします。
また、部屋の設置場所によっても
大きく影響します。
無線の電波は、遮蔽物に弱いからです。
壁とかが間にあると
電波は一気に減衰します。
なお、壁の材質などによっても
その減衰率が変わったりするので
速度が遅い場合
ルーターの設置場所を変更してみるのも効果的です。
NTT公式HPより引用
—
また、無線LANの伝送速度はお客さま宅内の環境
(無線LAN機器間の距離や障害物、電波干渉※等)に
大きく左右されるため、たとえ「IEEE802.11n」や
「IEEE802.11ac」の機器でも十分な速度が出ないケースもあります。無線LANが原因で通信速度があがらないと感じたら、
一度パソコンを有線LANで接続してみることをおすすめします。※無線LANの規格によっては、電子レンジなどの電磁波を発する機器の影響を受けることがあります。
—
次のページでは
速度低下の原因について
説明してます。(PAGE 3に続く・・・)